堺市

中世、対外貿易・自治都市として世界に名を馳せた 堺のまちを囲む環濠は経済成長・都市化・生活様式の変化に伴い汚濁し、一部は高速道路として埋め立てられました。現在この感潮河川を二級河川「内川・土居 川」として、昭和46年より河川の整備(治水対策)、平成2年よりふるさとの川整備(空間対策)、平成10年より仁徳陵の保全を併せた水環境再生プランに よる水質改善に取組み(水質対策)、上流端まで魚の遡上が確認され、水面・護岸・河底には下流より徐々に生物相の回復が進みつつあるなど、徐々に水辺の環 境として再生の兆しが見えてきました。

市の行うハード事業に合せて、総合学習での子どもたちの活動、市民や企業と共同して行う川のまつり、地域による河川の美化活動などは水辺の再生への関心を集めています。魅力ある川の再生から、魅力・活力ある都市(まち)の再生に向け、皆が努力しています。

平成15年度 内川・土居川まつり 「手作りボート競争」

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