大阪湾の水質を良くするために

COD、窒素及びりんに係る総量削減計画の推進

(1) 生活排水について
  • 下水道整備の推進、浄化槽などの各種生活排水処理施設整備の促進及びし尿処理施設の整備事業を行っています。
  • 下水の処理方法については、窒素及びりんの除去性能の向上を含めた高度処理の積極的な導入を行っています。
  • 規模の大きな浄化槽については、窒素、りんの除去等高度処理浄化槽の設置を指導しています。
  • 家庭でできる生活排水対策や洗剤の適正使用などの啓発・普及を行っています。
産業排水について
  • 総量規制基準を定め、事業場から排出される汚濁負荷量の抑制を行っています。
  • 排水処理施設の新設及び改善の際には、汚濁負荷量の除去効果の高い処理施設の導入を促進しています。
  • 排水処理施設の維持管理の適正化を指導しています。
その他の施策
  • 底質汚泥による水質悪化を防止するため、河川及び海域の浚渫を行っています。
  • 中小企業に対し、水質汚濁防止施設の整備のための資金融資を行っています。

私たちの海や川をきれいに!

  • 洗剤、石けん類は正しく計って、適量を使いましょう!
  • 食用油は使い切るか、紙などで拭き取るなどして流さないようにしましょう!
  • 浄化槽の設置者は、定期的に清掃や保守点検を行い、浄化槽の維持管理に努めましょう!
  • 海域、河川へのごみの投棄は止めましょう!
  • 海岸、河川敷の清掃活動等の美化運動に積極的に参加しましょう!

水質総量削減制度

  • 水質総量削減制度は、水質汚濁防止法等に基づき、人口、産業等が集中し、汚濁が著しい広域的な閉鎖性海域(東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海)の水質改善を図るため、昭和54年以来6次にわたり、化学的酸素要求量(COD)を対象に、また、第5次総量規制からは窒素及びりんを新たな対象項目に加え実施されており、これまで着実に汚濁負荷の削減が図られてきたところです。
  • しかしながら、大阪湾では、窒素、りんの濃度は低下傾向ではあるものの、CODの濃度の改善は非常に緩やかで、環境基準の達成率は低い状態にあり、また、依然として、赤潮、貧酸素水塊の発生等の問題が残っています。
  • このため、第7次水質総量削減では、大阪湾においてさらなる水環境改善が必要とされ、平成23年6月15日に環境大臣により、平成26年度を目標とする新たな総量削減基本方針が策定され、大阪湾についての削減目標量が示されるとともに、COD等の汚濁物質の一層の削減を推進することとされました。