全長15cm(フグ科)
体は小棘に被われ、暗緑色の背側には多数の白点があり、胸鰭後方に黒斑がある。海底で砂に潜り眼だけを出しているのを見かける。初夏の新月と満月の直後、内湾の波打ち際に集団で押し寄せ産卵する。
投げ釣りや防波堤などの釣りで外道としてよく掛かるが、卵巣や肝臓、腸は猛毒、皮膚も強毒、筋肉と精巣にも弱毒を持つ。
青森県から沖縄までの日本各地、朝鮮半島南部沿岸の内海の岩礁域や砂礫底、藻場に生息。