明石ダイ 魚も跳ねるよ 魚の棚 兵庫県明石市 明石の魚の棚商店街の始まりは約400年前です。 全長は350mのアーケードに現在約110軒の店舗が建ち並びます。 明石の名物はタコに明石焼き、それから何といっても明石ダイです。 昼には昼網、活きがいい魚が店先いっぱいに並びます。 ピチピチの明石ダイそしてほかの魚達も跳ねるように元気いっぱいです。 泉佐野 青空市場に 飛行機雲 大阪府泉佐野市 泉佐野は、泉州の魚どころであり、泉佐野漁港で水揚げされたシャコ・ガッチョ・ワタリガニなどの海産物が揃っています。 また、昼網にあわせて、午後からのセリを狙ってくる人もたくさんいます。 青空市場の対岸には、関西国際空港があり、沖合い5kmに建設された海上空港です。 ターミナルは、イタリアの有名建築家、レンゾピアノ氏の設計であり、翼を休める鳥をイメージしています。 この関西国際空港より、日本各地、世界各国と繋がっています。 海の時空館 なにわの海の 歴史を学ぼう 大阪府大阪市 「なにわの海の時空館」は、大阪港の歴史、大阪人の機転のきく才能を楽しみながら学ぶ施設として、平成12年7月大阪南港に、誕生しました。 展示棟となるガラスドームは幻想的な外観です。 千石積の実物大に復元された菱垣廻船「浪華丸」をはじめ、体験型の展示が中心となっています。 一度来館して「浪華丸」などのすごさを体験してみましょう。 笑顔が思わず あふれだす スナメリ発見 スナメリは体長が160〜170cm、体重は50〜60kgの小さなクジラです。 大阪湾ではスナメリの好む水深の浅い海が減少しました。また、海も汚れてしまいました。 そのためかなり数が減ってしまいました。 でも、最近では、スナメリの目撃情報があります。発見した時には思わず笑顔があふれることでしょう。 大阪湾 生き物集う 豊かな海に この句を考えてくださった川島有香さん(大阪府大阪市在住)は、『昔は、大阪湾は、きれいで魚がたくさん獲れる豊かな海だったけど、現在は、環境の変化によって水質が悪化しています。 昔のように人や魚など生き物が集まる豊かな海であって欲しいと環境のことを思い、考えました。』とメッセージを寄せてくれました。 おさかなも きれいなうみが すきやねん この句は、今岡淑己さん(兵庫県揖保郡太子町在住)が、環境保全の意味を込めて、分かりやすく作ってくださった作品です。 人間が捨てたごみがなく、太陽の光がふりそそぎ、大きな海藻がたくさんはえている海なら、おさかなも気持ちよくすごせることでしょう。 かえようよ みんなで 大阪湾の環境を この句は、伊集院英里さん(大阪府堺市)が、大阪湾の環境がよくなるようにと思いをこめて作ってくださいました。 毎年6月の環境月間には、関係する団体や府県民の方々が連携して沿岸の清掃活動を行う、「大阪湾クリーン作戦」を実施しています。 みんなで協力して、大阪湾をよい環境へと変えていきましょう! 岸和田城から 大阪湾を 一望 大阪府岸和田市 岸和田城は、かつて大阪湾に面していました。お城近くの中町には防潮堤と敵の侵入を防ぐ防壁として築かれた石垣筋が今も残っています。 また、蛸地蔵伝説では、海から大蛸に乗った法師が現れ、多数の蛸を従えて敵兵に襲いかかり、落城寸前のお城を救ったとあります。 天守閣から関西国際空港や淡路島、神戸や明石海峡大橋が望め、大阪湾と関わりが深いお城です。 くぎ煮のかおり いかなごが 春を告げる 2月下旬から3月下旬頃に獲れるいかなごを、しょうゆとしょうがなどで炊いて、保存のきく「つくだ煮」にします。 これを炊くにおいがしてきたら、春を感じることができます。 ちなみに、炊き上がったいかなごが、折れ曲がったくぎに似ていることから、「くぎ煮」と呼ばれているそうです。 この句を詠めば、くぎ煮とあったかいご飯が食べたくなりますね。 ゲームより 泳げば楽し 加太の海 和歌山県和歌山市 避暑地としてものんびり過ごせる、遊びどころ満載の海水浴場です。 万葉の時代には「形見の浦」と詠まれた景勝地で沖合いに友ケ島を望み、絶景が楽しめます。 砂浜でキャンプをするのも気持ちいいでしょう。 ゲームでは体験できないマリンレジャーを満喫しましょう。 近木川の 河口で探そう シオマネキ 大阪府貝塚市 近木川は和泉葛城山から貝塚市内を通り大阪湾へ流れる川です。 河口に近いヨシが生えた干潟にはカニなど多くの生物が見られます。 「ハクセンシオマネキ」はカニの一種で、絶滅のおそれのある野生生物に指定されています。 オスは片方のハサミが大きくなり、白色のハサミを動かす様子が白い扇子を振るように見えます。 これらの生物がいつまでもすみ続けることができるようにみんなで自然環境を守っていきましょう。 さかないっぱい 泳いでいるよ おおさかわん この句は、中野祥さん(大阪府東大阪市在住)の作品です。 大阪湾は、きたないと思っていたけれど、さびきつりをした時に、いっぱい魚がつれて、びっくりしたそうです。 みんなも、海釣り公園などに出かけて、釣りに挑戦してみましょう! 潮芦屋ビーチで 水遊びと 貝殻拾い 兵庫県芦屋市 「潮芦屋ビーチ」は、芦屋市の南西の端に,人工海浜として平成17年5月にオープンしました。 このビーチの砂浜では、親子連れで貝殻を拾う姿や、水遊びに夢中になり楽しんでいる子どもたちの様子が見られます。 岩に囲まれた磯では、魚やカニ、エビの仲間などいろいろな生き物がすんでいます。 一度、拾った貝殻や生き物を捕まえて、図鑑で調べてみましょう。 洲本の大浜 今年も家族で 行きたいね 兵庫県洲本市 環境省認定の快水浴場百選(平成18年度)に認められるなど、関西のなかでも屈指の海水浴場である、大浜海水浴場。 ビーチは南北に750メートルにもおよび、ゆったりと過ごすことができます。 シーズンには、島内のみならず、島外からもたくさんの家族連れが訪れます。 この句を詠むと、青い海、白い砂浜、緑の松林で楽しく過ごした夏の1日が思い浮かびますね。 瀬戸内海 里海として 再生だ 里海とは、自然のままにするのではなく、人の手を加えることによって、多くの種類の生き物が元気に生きていける状態の海のことを指します。 人間がいて、さらに豊かで美しい海となるのです。 かつての瀬戸内海は、水も汚れ、生物が住むことが出来なくなったところもありました。 瀬戸内海を生き物もたくさんすめる里海として再生しましょう。 育ち盛り たくさん食べよう 海の幸 海は、栄養の宝庫です。 だからそこで育った魚介類は、びっくりするくらい体づくりの元となる栄養がいっぱいです。 特に魚には、良質のタンパク質や脂質が多く、その中には、脳の働きを良くする成分も含まれています。 ヘルシーな海の幸をバランス良く食べて、元気いっぱい!(どんな栄養が含まれているか、調べてみましょう。) たこ地蔵 明石のタコと 仲良く踊る 大阪府岸和田市・兵庫県明石市 蛸が岸和田城を救った蛸地蔵伝説。 この岸和田城合戦をだんじりの彫り物としているところもあります。 明石の蛸は松尾芭蕉が歌に詠んだり、古くは上ノ丸貝塚から土器と一緒に蛸壺が発見されています。 たこ地蔵も明石のタコも古くから庶民に親しまれてきたのです。 チリメンジャコ おっとこいつは モンスター 大阪府岸和田市 春から秋にかけて獲れるカタクチイワシの子どもは、茹でて干されてチリメンジャコやシラスになります。 このなかには、イワシ以外の魚の子どもやイカ、カニの子どもなどが混じることがあります。 きしわだ自然資料館と友の会は、これを「チリメンモンスター」と名付けました。 チリメンモンスターの種類や数などから、大阪湾の生き物や環境の様子が分かります。 みなさんも探してみてくださいね。 連れてって 世界のまちへ 関空から 大阪府 泉佐野市・泉南市・田尻町 大阪湾に浮かぶ関西の玄関口、関西国際空港。 飛行機が24時間いつでも離発着でき、第2滑走路も完成して、ますます多くの人が、いろいろな場所に旅立ち、そしてやってきます。 関西国際空港へやってくる人たちが最初に出会うのは、大阪湾ともいえるでしょう。 それを見て「きれいな海だ」と思ってもらえるように、大阪湾を大切にしていきましょう。 天保山 海遊館の ジンベエザメ 大阪府大阪市 「海遊館」は、世界最大級の水族館で、建物の外観で地球の大自然を表しています。 一番下の青は大きな海、真ん中の赤は火山、上のガラス部分は、大空を表しています。 館内にはお馴染みの魚から、めったに見ることのできない巨大なジンベエザメなどの貴重な生き物まで、色々な生き物の生活の様子がわかります。 ジンベエザメの大くんや海くんと友達になりに行きましょう。 友ヶ島 豊かな自然で 探検ごっこ 和歌山県和歌山市 加太港からの観光船で20分、沖ノ島に降り立つとそこはもう自然のままの南国の楽園。 第2次世界大戦の終わるまでは旧日本軍の軍用地だったので、島内には大戦中の施設も多く残っています。 また、島内の歩道はほとんどがかつての軍用道路で、今も舗装されていない道路で島内を巡ることが出来ます。 成ヶ島 ウミガメが卵を産む 大切な島 兵庫県洲本市 洲本市南部に位置する由良町。 その対岸に位置する成ヶ島。 海岸線が入り組んで変化に富み、2kmにも砂州が続いており「淡路橋立」とも呼ばれています。 「ハマボウ」など、貴重な植物も数多く残っており、アオウミガメが産卵に訪れるなど自然の宝庫であります。 また、この成ヶ島の環境を守るため、地元小・中学校やボランティア団体が、海流漂着ごみの回収に取り組んでいます。 西宮の甲子園浜 干潟は生き物博物館 兵庫県西宮市 甲子園浜や香櫨園浜といった、意外と身近なところに自然の海岸が残っています。 ヤドカリやカニ、ハゼといった小さな生き物たちから、カモ、シギ、チドリといった鳥たちまで、まるで博物館みたいに多くの生き物たちが暮らしています。 ぜひ、たくさん見つけてくださいね。 布や新聞紙で 食器の油を ふきとろう 油や食べカスを水に流すと、水はとても汚れてしまいます。 台所から、天ぷら油を流すなんて絶対ダメ!食器洗いのお手伝いをするときも、いらなくなった布きれや新聞紙で油汚れをふきとってから洗うなどの工夫ができます。 一度、台所から流れ出て行く水の行方を考えてみましょう。 根付かせよう 大阪湾を 守るこころ 今の大阪湾沿岸には多くの工場があり、みなさんが海で遊べるところはあまりありません。 そのため、海の近くに公園や海水浴のできる砂浜をつくっています。 海で遊び、そして、きれいな海にするため、自分たちに何ができるのか、考えてください。 行動することが大切です。 みなさんの大阪湾を守るこころが根付いていくことを期待しています。 海苔の養殖 大阪湾産 おいしいよ 朝ごはんやおにぎりとして、日頃からよく食べている海苔は、どのようにしてつくられているのでしょうか。 海苔は、海面にノリ網を張り出して育てられ、成長したら摘み取られて、加工されます。 海苔を食べる時、つくっている人や海のことを思ってみてくださいね。 浜寺公園 水路ときれいな 松林 大阪府 堺市・高石市 浜寺公園を歩いていると、昔は古くから歌に詠まれた白砂青松の松林の風景を誇っていましたが、現在は臨海工業地帯に変わり、松林だけがその面影を留めています。 昔から伝わってきた(今では少なくなってしまった)松林の景観を可能なかぎり少しでも多く未来へ残すことができれば、いつまでも大阪の名所として、市民の憩いの場として親しまれる事でしょう。 漂流ごみ みんなが困る 捨てないで 海には多くのごみが漂っています。 これらは、人間が直接、海に捨てたものばかりではありません。 多くは、陸上で捨てられ、これが大雨のときに水とともに海に流れ出たものです。 レジ袋やペットボトルのキャップなどは、魚や鳥たちが誤って食べることもあります。 みなさんは絶対にごみのポイ捨てはしないでくださいね。 フェリー埠頭から眺める 単弦アーチの 泉大津大橋 大阪府泉大津市 泉大津大橋(全長175m)は昭和51年に完成した単弦アーチ橋で、アーチ部材を中央分離帯部分に一本だけ設けた世界でも珍しい大橋です。 黄色く塗られた美しいこの大橋の先には、新門司へ向かうフェリー乗り場があり、北九州への玄関口になっています。 元旦には初日の出を見るために、たくさんの人が訪れ賑い、泉北港のシンボルとして多くの人に親しまれています。 変身だ 今日から守る 海の環境 大阪湾の水質は、汚れのひどかった昭和40年代から少しずつ良くなってきましたが、まだまだ十分きれいになったとは言えません。 このカルタを知ったみなさんが大人になった時、大阪湾がきれいだと思えるように、海の環境を守るヒーローへと、変身してもらえることを期待しています。 ポートアイランド 学生集まる 海上都市 兵庫県神戸市 ポートアイランドは神戸港内にある人工島で、コンテナバースなどの港湾施設のほか、住宅、病院、ホテル、学校、公園、企業など様々な機能を持つ海上都市です。 現在、神戸女子大学・神戸女子短期大学、兵庫医療大学、神戸夙川学院大学、 神戸学院大学と4大学1短大が集まり、今後、甲南大学も開学する予定です。 このように、ポートアイランドは、多くの学生がキャンパス・ライフを楽しむ魅力あるまちとなっています。 マリンピア神戸 さかなの学校で 塩作り 兵庫県神戸市 マリンピア神戸は神戸市垂水区の海辺にあるテーマパークです。 さかなの学校は、漁業に親しみを持ち、理解を深めてもらうことを目的として作られた施設です。 さかなの学校には、栽培漁業などを学ぶ展示学習室、近海にすむ魚が観察できる円形水槽などがあります。 また、塩作り、ほしノリ作り、ノリの佃煮作り、漁業などを体験学習することができます。 岬町 とっとパーク小島で 魚釣り自慢 大阪府岬町 平成19年10月10日、岬町多奈川小島地先に関西国際空港二期事業の埋め立て土砂積み出し桟橋を有効利用した海釣り公園がオープンしました。 展望デッキからの眺めも抜群です。 どなたも安心して釣りを楽しめ、帰りには「ピアッツア5」のお風呂でゆったりできます。 オープン以来、府内はもとより他県からも多くの来場者があり、毎日にぎわっています。 岬町ならではの自然を生かした施設を通じて、きれいな大阪湾を守っていってほしいと思います。 夢中でビーチバレー 白い砂浜 ぴちぴちビーチ 大阪府阪南市 毎年7月1日〜8月31日の2ヶ月間、箱作海水浴場ぴちぴちビーチが開設されます。 海水浴はもちろんのこと、バーベキューやビーチバレーも楽しめファミリーやグループに人気のビーチです。 また毎年、全日本の高校生によるビーチバレー大会も行われています。 真夏の太陽の下、砂と汗にまみれた高校生たちの熱戦をぜひ応援してくださいね。 メリケンパーク 打ち上げ花火が 舞う夜空 兵庫県神戸市 メリケンパークは神戸港にあるメリケン波止場と中突堤の間を埋め立てた公園です。 ポートタワー、海洋博物館、ホテルなどがあり、港町神戸らしい感じのする場所です。 また、阪神・淡路大震災で崩壊した当時のままの姿で波止場を残した、神戸港震災メモリアルパークもあります。 ここメリケンパークで毎年8月にみなとこうべ海上花火大会が開催されます。 約6,000発の花火が打ち上げられ、その美しさを多くの人が楽しんでいます。 毛布の町 泉大津 ゆっくり歩く浜街道 大阪府泉大津市 浜街道は江戸時代から大津村のメインストリートで、今も各時代の町屋建築が多数残っています。 のこぎり屋根の毛布工場や歴史的建造物が独特な歴史的景観をかもし出す街並みになっています。 年に一度、家や倉庫をお借りし浜街道まつりが開催され、秋にはこの地をだんじりが走り抜けるなど、歴史情緒ある街並みも賑わっています。 矢倉海岸 街で感じる 海辺の自然 大阪府大阪市 矢倉海岸にある「矢倉緑地」は、三方向が大阪湾、淀川、神崎川に面しており、自然の石で海岸の景色を再現した護岸や海水性の生物に親しむことができる潮だまりなど、市内で唯一海水に触れることのできる都市公園です。 休日に、矢倉緑地で水辺の生態観察や海をながめてのんびり一日を過ごしてみませんか。 夕日が沈む 鳥が羽ばたく チヌの海 「チヌ」は、クロダイという魚の別名です。 大阪湾は昔からクロダイ(チヌ)が多いことから、いつしか「チヌの海」と呼ばれるようになりました。 冬になると大阪湾に沈む夕日をバックに、渡り鳥が優雅に羽ばたくのを見ることが出来ます。 自然豊かな海として、いつまでも残していきたいですね! よし食べよう! 田倉崎で釣った おいしい魚 和歌山県和歌山市 古代大和朝廷の貴族や歌人にそののどかな風景が広く親しまれていた田倉崎です。 シュノーケリングや磯遊び、夕日を眺める場所としてもとてもよい岬です。 沖にでればアジ、タイなどおいしい魚が釣れ、地磯からも多くの太公望が竿をだして悠久の風を感じています。 ライトアップ 夜景もきれいな 明石海峡大橋 兵庫県神戸市・兵庫県淡路市 明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡にかかる全長3,911メートルの世界最長のつり橋です。 別名、パールブリッジ(真珠の橋)とも呼ばれ、夜になると、赤・青・緑色の組み合わせによる特殊照明で、ロマンティックな空間を演出します。 また、橋はまちとまちを結び、ともに多くの人々が支えあいながら豊かな社会づくりを目指す役割もしています。 ぜひ一度、家族そろって、エコカーでドライブを楽しんでくださいね。 リフレッシュポートあまがさき 水と親しむ 空間ゾーン 兵庫県尼崎市 尼崎市の工業地帯には、多くの運河や水路があります。 これらを活用して「水と親しめる場所づくり」が進められています。 運河に張り出したテラスや遊歩道、昔のガスタンクをデザインした橋(出会い橋)など散策が楽しめる場所や、海から運河や川に船が出入りするために日本では珍しいパナマ運河方式の水門(尼崎閘門)があります。 ルールを守って 未来につなぐ 水環境 水の環境は、人の日々の暮らしから出る汚れによって悪くなっていきます。 洗濯、お風呂、洗い物をするとき、水環境のためにできることを一人ひとりが考えて行動していくことが、未来の大阪湾の豊かな環境につながっていきます。 歴史のまち堺 環濠に なんばん貿易 大阪府堺市 16世紀、堺はアジアでも有数の貿易港として繁栄し、「東洋のベニス」と呼ばれました。 堺の商人たちは、なんばん貿易で得た豊かな富を利用して、町のまわりに環濠(深い堀)をつくって町を守り、堺は商人を中心とした「自治都市」として発展したのです。 みんなも力を合わせて大阪湾をきれいにしましょう。 ロウ石を削って 勾玉づくり体験 弥生学習館 大阪府泉大津市 弥生学習館の周辺は、弥生時代の史跡である池上曽根遺跡があり、クスノキのくり抜き井戸や大型掘立柱建物も発見され全国の注目を集めました。 蛸つぼや魚の骨も発見され、大昔より人々は大阪湾の恩恵を受けていたことが伺えます。 勾玉は、縄文〜古墳時代に作られた日本独特の飾玉で、古代の人たちはお守りや魔よけとして身につけていました。 弥生学習館では、この勾玉づくりを体験することができます。 湾環境 みんなで守ろう これからも この句は、横田敬子さん(岡山県倉敷市在住)の作品です。 『環境を守るということは、たいへんなことで、たくさんの人が継続して活動しなければ解決できない問題がたくさんあると思います。 みんなでずっと守っていこうねという思いです。』とのメッセージをよせてくださいました。 思いをはせる夕暮れに 黄金の日々 堺燈台 大阪府堺市 明治10年(1877年)につくられた、当初の場所に現存する木造洋式燈台としては、もっとも古い燈台です。 昭和43年(1968年)まで、ほぼ1世紀にわたり、大阪湾を航行する船の道しるべとして親しまれてきました。 昭和47年(1972年)に国の史跡として指定され、今も美しい豊かな大阪湾を見つめています。 阪神高速湾岸線 海を飛べる 魔法の道路 この句は、田口千明さん(兵庫県西宮市在住)の作品です。 『湾岸線は、何度も海の上を通り抜けていて、はじめて通ったときは、本当に驚きました。 窓から見る高さのある景色はまるで鳥にでもなったような気持ちにさせてくれます。』とのメッセージをよせてくださいました。